Rhymester(ライムスター)

Rhymester(ライムスター)の来歴、ディスコグラフィー。

Group

Rhymester
ライムスター

経歴

ジャパニーズHIP HOPの歴史を知りたければ、Rhymester(ライムスター)の軌跡をたどるのが一番の近道のようです。というのも、この歴史の初期から活動を続け、今でも精力的に活躍しているグループはRhymester(ライムスター)くらいだと思います。いいかえれば、「日本のヒップホップ史を象徴するグループ」だということです。

1989年、彼らはダンサーなどを含む10名弱の集団、「Rhymester All Stars(ライムスター・オール・スターズ)」を結成。代々木の「Kickin' A Live」、「Young MC's In Town」と、定期的にライブ・イベントへの出演をすることで実力をつけていきます。

1993年、ファイル・レコードより、ファーストアルバム「俺に言わせりゃ」が発売と同時期に、「Young MC's In Town」でともにイベントに出演していたEast End(イースト・エンド)、Mellow Yellow(メロー・イエロー)の3組で「Funky Grammar(ファンキー・グラマー)」というクルーを結成。彼ら主催のイベント「FGナイト」を定期的に開催します。(池袋「チョイス」⇒渋谷「ファミリー」)

1995年、セカンド・アルバム「エゴトピア」が発売。この作品は、彼らがシーンの中心にいることを示す重要な作品であると同時に、「日本語ラップ冬の時代」の集大成的な作品でもあります。

この年は、Soul Scream(ソウル・スクリーム)や、King Giddra(キング・ギドラ)もアルバムを発表しています。そしてこの2組が参加した「口からでまかせ」という曲は、1995年当時のシーンにおける実力派3組による豪華マイクリレーです。ちなみに、この3組を総称して「出まかせクルー」と呼ぶ人もいました。

1996年、「King Of Stage」というイベントがスタートし、初夏には伝説のイベントとなった「さんピンCamp」に出演。ほかの出演者と一線を画す圧倒的なライブをみせつけています。しかし、ここから2年の間に発表した作品が、「耳ヲ貸スベキ」、「マイクの刺客」のシングル2枚を発表するにとどまっていたので、サード・アルバムへの期待は高まるばかりでした。

1998年、長い充電期間の末、とうとう新たな名曲「B-Boyイズム」が発表されます。この曲を収録したアルバム「リスペクト」で、シーンの外側にまで知名度が広まった印象があります。

2001年からは、メジャーに活動拠点を移しますが、アルバムを発表するたびにますますキレを増していきます。まるで日本版のRun-DMCといえそうなほど、3人の息はぴったりです。

2007年には、初の日本武道館ライブを行いましたが、ここで活動休止を宣言します。メンバーは各々の活動をしながら日々を過ごしていたようです。

しかし、2008年ごろから徐々にライブ活動を開始しはじめます。そして2009年、新曲「Once Again」をリリース。活動を再開しています。

作品

作品一覧

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2007年
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2007年
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俺に言わせりゃ俺に言わせりゃ
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1993年
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エゴトピアエゴトピア
オリジナルアルバム
1995年
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リスペクトリスペクト
オリジナルアルバム
1999年
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オリジナルアルバム
2001年
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2006年
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1995年
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1996年
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B-BoyイズムB-Boyイズム
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1998年
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