Group
スチャダラパー
スチャダラパー
経歴
1988年に結成。翌1989年、レーベル【Major Force(メジャー・フォース)】主催のコンテスト「第2回 DJアンダーグラウンド・コンテスト」に参加。「太陽にほえろ!」のテーマを使用したトラックとラップが高評価となり、特別賞を受賞。
1990年にメジャー・フォースから、アルバム「スチャダラ大作戦」でデビュー。プロデュースは高木完(タカギ・カン)。
1993年、De La Soul(デ・ラ・ソウル)のアルバム「Buhloone Mindstate」に、高木完(タカギ・カン)とともに客演参加。
1994年、小沢健二(オザワ・ケンジ)とのシングル「今夜はブギー・バック」をリリース。50万枚超えの大ヒットとなりました。この曲は、テレビ番組「タモリのボキャブラ天国」のエンディングテーマにも採用されていたこともあります。
また、ヒップホップ・クルー「Little Bird Nation(リトル・バード・ネイション)」通称「LB」を結成し、クルーの中心的グループとしての活動もおこなっています。
ちなみに、このクルーには、スチャダラのほか、キミドリや、四街道ネイチャー(ヨツカイドウ・ネイチャー)らが参加しています。クルーの代表曲としては、「Get Up And Dance」(スチャダラ名義)があります。
1995年には、アルバム「5Th Wheel 2 The Coach」をリリース。その後も立て続けに作品を発表し続け、精力的な活動を展開。
1998年、シングル「アーバン文法」をリリース。この曲を、彼らのベストソングにあげる人も多いようです。
2005年からは、アルファ、電気グルーヴ(デンキ・グルーヴ)、Rip Slyme(リップ・スライム)、ロボ宙(ロボチュウ)など、多くのアーティストとコラボレーションを敢行。全国各地のフェスやライブに出演しました。
2008年、東京メトロ副都心線が開業するにあたり、そのCMソング「Good Old Future」を発表。さらに、赤塚不二夫のトリビュート・アルバム「赤塚不二夫トリビュート -四十一才の春だから-」に参加します。(電気グルーヴ×スチャダラパー名義)
2009年、テレビ番組「メジャー」のオープニングテーマ曲「Hey! Hey! Alright」をリリース。(スチャダラパー+木村カエラ名義)
2010年、活動20周年を記念し、「The Best Of スチャダラパー 1990-2010」を発表。同作は、同じクルー(LB)のグループ、Tokyo No.1 Soul Set(トウキョウ・ナンバーワン・ソウル・セット)とともにリリースされたもので、お互いのアルバムに1曲ずつ参加している新曲が収録されています。
作品
作品一覧
所属
アーティスト | 種別 |
---|---|
Bose | MC |
Ani | MC |
Shinco | DJ |
Little Bird Nation | Crew |
日本のヒップホップ
-
ジャパニーズHIP HOPの歴史年表 (1985~2009)
アメリカの背中を追いながら進化してきた日本のヒップホップの歴史をたどってみる。 -
1995年にリリースされた Japanese Hip Hopの名盤15作品
1995年といえば日本のヒップホップが急激に進化し始めた転換期。当時の重要盤を紹介。 -
1996年にリリースされた Japanese Hip Hopの名盤15作品
アンダーグラウンドで日本のヒップホップが成熟し始めた1996年の重要盤を紹介。 -
全曲解説:「病める無限のブッダの世界」Buddha Brand(ブッダ・ブランド)
Buddha Brand(ブッダ・ブランド)が2000年にリリースした2枚組フルアルバム「病める無限のブッダの世界」。これをパフォーマー兼プロデューサーのDev Large(デヴ・ラージ)が全曲解説。
ひとつひとつの楽曲に思い入れがあるのがわかる。 -
全曲解説:「The Album」D.L(ディー・エル)
Dev Large(デヴ・ラージ)ことD.L(ディー・エル)本人によるソロアルバム「The Album」の全曲解説。
ほとんどの曲は何年も前から存在し、機が熟すのを待っていたという。日本トップクラスのサンプリング・センスをもったD.L(ディー・エル)珠玉のアルバムに隠れたエピソードに迫る。 -
全曲解説:「オーディオビジュアル」小林大吾
小林大吾(コバヤシ・ダイゴ)のサード・アルバム「オーディオビジュアル」のヒップホップ・フレーバーによる全曲解説。
自らを吟遊詩人と名乗るだけあって、表現力が素晴らしい。圧倒的な語彙力、そして緻密な設定に裏付けられた楽曲のひとつひとつが推敲を重ねに重ねた作品となっている。 -
D.L vs. K Dub Shine
インターネット上で勃発した日本で初めてのビーフ。 -
吟遊詩人 小林大吾(コバヤシ・ダイゴ)特集
ジャパニーズ・ヒップホップが独自進化したひとつのかたち。ポエトリーRAPとも少し違う。圧倒的な語彙で繰り広げられる小林大吾ワールドは、他では味わうことができない。