Tokona-X(トコナ・エックス)

Tokona-X(トコナ・エックス)の来歴、ディスコグラフィー。

MC

Tokona-X
トコナ・エックス

経歴

名古屋の常滑(トコナメ)市でラッパーとしてのキャリアを開始したため、トコナメ⇒トコナXという名前になったといわれています。

1996年のイベント【さんピンCAMP】に刃頭&Tokona-X(ハズ・アンド・トコナ・エックス)というユニットで出演しました。前座での出演とはいえ、名古屋を賞賛する意図を含むラップが、東京のヘッズ(ヒップホップファン)に認めてもらえず、思わぬ洗礼を浴びました。

その後、「アンチ東京」をテーマに、DJ刃頭(DJハズ)とIllmariachi(イルマリアッチ)を結成。1997年に、アルバム「Masta Blusta」をリリースしています。

また、Equal(イコール)、Akira(アキラ)との3MCとDJ Fixer(DJフィクサー)によるユニット、M.O.S.A.D.(モサド)の一員としても知られており、2002年にアルバム「The Great Sensation」をリリースしています。

ソロ活動としては、いくつかの客演参加曲がある他、レーベルDef Jam Japanからメジャーデビュー。2004年に、アルバム「トウカイxテイオー」をリリースしています。

インパクト抜群の名古屋弁によるラップと、MC個人のキャラクターは、誰にも代えがたいものがあり、2004年11月22日に26歳で急逝したという訃報を聞いたときは、誰もが耳を疑ったでしょう。

公式発表では、「夏からかかっていた熱中症に伴う体力低下による心停止」が死亡の原因とされていますが、覚醒剤のオーバードース(過剰摂取)というのがほんとうの原因ではないかといわれています。

作品

作品一覧

トウカイ×テイオートウカイ×テイオー
オリジナルアルバム
2004年
評価
この作品をAmazonで見る
I Just Wanna...I Just Wanna...
シングル
2003年
評価
この作品をAmazonで見る
Let Me Know Ya...Let Me Know Ya...
シングル
2003年
評価
この作品をAmazonで見る
知らあざあ言って聞かせやShow知らあざあ言って聞かせやShow
シングル
2004年
評価
この作品をAmazonで見る
Who Are U ?Who Are U ?
シングル
2005年
評価
この作品をAmazonで見る
Giant Foot StepGiant Foot Step
コンピレーション
2004年
評価
この作品をAmazonで見る
Best Of Tokona-X (Mixed By DJ Ryow)Best Of Tokona-X (Mixed By DJ Ryow)
Mix CD
2009年
評価
この作品をAmazonで見る

日本のヒップホップ

ジャパニーズHIP HOPの歴史年表 (1985~2009)
ジャパニーズHIP HOPの歴史年表 (1985~2009)
アメリカの背中を追いながら進化してきた日本のヒップホップの歴史をたどってみる。
1995年にリリースされた Japanese Hip Hopの名盤15作品
1995年にリリースされた Japanese Hip Hopの名盤15作品
1995年といえば日本のヒップホップが急激に進化し始めた転換期。当時の重要盤を紹介。
1996年にリリースされた Japanese Hip Hopの名盤15作品
1996年にリリースされた Japanese Hip Hopの名盤15作品
アンダーグラウンドで日本のヒップホップが成熟し始めた1996年の重要盤を紹介。
全曲解説:「病める無限のブッダの世界」Buddha Brand(ブッダ・ブランド)
全曲解説:「病める無限のブッダの世界」Buddha Brand(ブッダ・ブランド)
Buddha Brand(ブッダ・ブランド)が2000年にリリースした2枚組フルアルバム「病める無限のブッダの世界」。これをパフォーマー兼プロデューサーのDev Large(デヴ・ラージ)が全曲解説。
ひとつひとつの楽曲に思い入れがあるのがわかる。
全曲解説:「The Album」Dev Large(デブ・ラージ)
全曲解説:「The Album」D.L(ディー・エル)
Dev Large(デヴ・ラージ)ことD.L(ディー・エル)本人によるソロアルバム「The Album」の全曲解説。
ほとんどの曲は何年も前から存在し、機が熟すのを待っていたという。日本トップクラスのサンプリング・センスをもったD.L(ディー・エル)珠玉のアルバムに隠れたエピソードに迫る。
全曲解説:「オーディオビジュアル」小林大吾
全曲解説:「オーディオビジュアル」小林大吾
小林大吾(コバヤシ・ダイゴ)のサード・アルバム「オーディオビジュアル」のヒップホップ・フレーバーによる全曲解説。
自らを吟遊詩人と名乗るだけあって、表現力が素晴らしい。圧倒的な語彙力、そして緻密な設定に裏付けられた楽曲のひとつひとつが推敲を重ねに重ねた作品となっている。
D.L vs. K Dub Shine
D.L vs. K Dub Shine
インターネット上で勃発した日本で初めてのビーフ。
吟遊詩人 小林大吾(コバヤシ・ダイゴ)特集
吟遊詩人 小林大吾(コバヤシ・ダイゴ)特集
ジャパニーズ・ヒップホップが独自進化したひとつのかたち。ポエトリーRAPとも少し違う。圧倒的な語彙で繰り広げられる小林大吾ワールドは、他では味わうことができない。

更新情報

最新ブログ記事