Hip HopのBEATキチガイ軍団
もともとプロデューサー・ユニットとして活動していたThe Beatnuts(ザ・ビートナッツ)。サンプリング・センスが異常に高いことから、”ネタ師”なんて呼ばれている。Mummy-D(マミー・ディー)曰く”JazzからFunkから思いのまま”というわけだ。(ライムスター「悪趣味節」より)
サンプリング規制が甘かった1990年代中期までに彼らが手がけた作品は名曲の宝庫である。彼らのプロデュース作品を追っていくだけでHip Hopの勉強になるはずだ。まずはファースト・フルアルバム「Street Level」をチェックしてみよう。
●Props Over Here / The Beatnuts
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=AXJoA48jlEA[/youtube]
ファースト・アルバム「Street Level」からの1曲。彼らの代表曲ともいえるもっとも有名なシングル曲として知られている。あたたかみを感じさせるウッドベースがかなり気持ちいい仕上がりだ。
黄金期のNative Tongues(ネイティブ・タン)周辺アーティストに、数々の楽曲を提供してきたThe Beatnuts(ザ・ビートナッツ)。Hip Hop黄金時代を裏から支えたビート職人の存在を覚えておこう。
The Beatnuts: Street Level (1994/06/20) The Beatnuts: Street Level |