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【訃報】キエるマキュウのMaki The Magic(マキ・ザ・マジック)が急逝

2013年7月14日、キエるマキュウのMaki The Magic(マキ・ザ・マジック)が、脳内出血により、46歳の若さで逝去した。

思えば、Maki The Magic(マキ・ザ・マジック)の存在を知ったのは、プロデューサー・ユニット、Maki & Taiki(マキ・アンド・タイキ)との出会いだった。

Maki & Taiki(マキ・アンド・タイキ)名義では、ライムスターのMummy-D(マミー・ディー)と、キングギドラのZeebra(ジブラ)がタッグを組んだ「末期症状 (1996年)」という曲が有名だ。

●末期症状 / Mummy-D & Zeebra
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=rFeU2OCGS44[/youtube]

この曲は、日本のヒップホップの歴史の中でも重要な作品のひとつである。

ちなみに、Mummy-D(マミー・ディー)と、Zeebra(ジブラ)の2人は、DJ Hasebe(DJハセベ)名義の「アイスピック」「Mastermind」、Dohzi-T & DJ Bass(ドージ・ティー&DJベース)名義の「流儀」などで共演している。

この「末期症状」を収録したミニアルバム「On The 1+2」は、VORTEX(ヴォルテックス)という今は亡きレーベルによる名盤で、ほかに、Muro(ムロ)、Twigy(ツイギー)、Gama(ガマ)をMCに招いた楽曲が収録されている。

MAKI & TAIKI on the 1+2 MAKI & TAIKI on the 1+2
(1996/01/25)
MAKI & TAIKI

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キエるマキュウ

NANJAI / キエるマキュウ
NANJAI / キエるマキュウ

Maki & Taiki(マキ・アンド・タイキ)のMaki(マキ)は、突如、Maki The Magic(マキ・ザ・マジック)に改名し、Buddha Brand(ブッダ・ブランド)のCQ(シー・キュー)、Illicit Tsuboi(イリシット・ツボイ)とともに、キエるマキュウを結成した。

●ナンジャイ / キエるマキュウ

慢☆画太郎(マン・ガタロウ)によるアートワークが印象的なこの曲で、キエるマキュウとしての活動を開始した。

キエるマキュウのアルバム作品

1st.「トリック・アート」(2000年)
2nd.「マネーメリーゴーランド」(2002年)
3rd.「The Peep Show (Super Freak)」(2003年)
4th.「hakoniwa」(2012年)

実に9年ぶりのリリースとなったアルバム「hakoniwa」の評判が良かっただけに、残念でならない。

謹んでご冥福をお祈りする。

Hakoniwa Hakoniwa
(2012/06/20)
キエるマキュウ

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