ヒップホップ・アーティストにはマッチョが多い
多くのラッパーは、プロモーション・ビデオや、ライブ映像などで、肉体美を披露している。筋肉は、自分がいかに「タフ」であるのかを、わかりやすく強調ためのツールだ。
ヒップホップ・アーティストは、筋トレも、立派な仕事のひとつである。ただし、オリンピックに出場するわけではないから、アスリート並みの肉体をつくる必要はない。
ただ、強そうな肉体になればいい。いわゆる、「見せ筋」というやつだ。大胸筋を発達させて、腹筋を割れば、完成。上腕筋も必要に応じて付けるが、目を引くのは、やはり腹筋だろう。
腹筋を割る唯一の方法
腹筋を割る方法がある。というか、腹筋というのは、すでに割れているものだ。すでに割れている腹筋の上に、脂肪が乗っているから、その凹凸が消えているように見える。
具体的には、10パーセントぐらいの体脂肪率になれば、割れた腹筋が露わになるようだ。腹筋を毎日、何100回もやっても、体脂肪を減らさないかぎり、腹筋の割れ目を見ることはできない。
腹筋を割る、というのが目的なら、まずは体脂肪を落とすことに専念しよう。
マッチョなジャケットの作品
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Mama Said Knock You Out
1990年
LL Cool J(エル・エル・クール・ジェイ)の4枚目のアルバム。ぶっといチェーンと、いかついメリケンが、マッチョ。腹筋のし過ぎで、謎の腹痛に襲われたこともある。
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All Eyez On Me
1996年
2Pac(トゥパック)の4枚目の2枚組アルバム。カリスマ的な人気を博していた彼。ガリガリだったら、ここまでの人気を得ることはなかっただろう。
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Flesh of My Flesh, Blood of My Blood
1998年
DMX(ディー・エム・エックス)の2枚目。2Pac(トゥパック)の死後、空席となったポジションに滑り込んできたようにブレイク。マッチョ&ダミ声のセットは、ひとつの定石。Ja Rule(ジャ・ルール)もこの流れにあやかった。
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Get Rich Or Die Tryin
2003年
50 Cent(フィフティ・セント)のAftermathデビュー作。身体がマッチョなのは当然として、相手をナメ切って、とことんバカにしたようなラップ・スタイルがセンセーショナル。
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The Big Bang
2006年
Busta Rhymes(バスタ・ライムズ)の7作目。トライバル柄のタトゥーも派手だが、おおよそマイクを持つだけにしては、発達しすぎの筋肉がムダにマッチョ。高速ラップを得意としている。
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