作業用BGMとしても使える
今回は「まったり系」ということで、家でゆっくりしている時や、勉強などの作業中に薄くかけるとイイ感じの12曲を紹介しよう。
「Feather」 [Feat. Cise Starr & Akin] / Nujabes
ヌジャベスは、こういうチルアウト系のトラックが抜群にうまい。この曲が収録されているアルバム『Modal Soul』には、シンゴ2との「Luv (Sic)」も収録されている。
「Invocation」 / Common
オシャレすぎて仕方がない曲。コモンは声もいいし、汚い言葉を使わないことでも知られていた。CDのジャケットに、「Parental Advisory」のマークが付かないクリーンなラッパーという印象がある。(このマークは、子供に悪影響を与える内容なので、親の監督が必要な作品につく)
「I Like It (I Wanna Be Where You Are)」 / Grand Puba
サビにデバージの大ネタ「I Like It」使い。これ何人もやってるけど、みんな気持ちがいい。
「Song Cry」 / Jay-Z
ミュージック・ヴィデオのクオリティーが高いのも、ジェイZのセレブ感を醸すための重要な要素なのだろう。とにかくブランディングがうまい。マネタイズもうまい。
「My World」 / O.C.
DJプレミア(通称:プリモ)印の極上トラックで、いぶし銀のOCが、まろやかにライミング。このマリアージュをまったり楽しみたい。
「In All The Wrong Places」 / Kero One
ケロ・ワンは、ジャジー・ヒップホップ界隈で頭角を現してきた印象。アルバム通して聴くと気持ちがいい。
「I’m Kurious」 / Kurious
キュリアスだから、堂々と「Kurious」をサンプリング。上物のネタが幻想的な世界観を創出している。
「Hey Lover」 [Feat. Boyz II Men] / LL Cool J
ムキムキだけど、スウィートなラッパーLLクールJが、甘く歌い上げるヴォーカル・グループ、ボーイズ2メンを迎えた作品。「バニラ・アイスクリーム」をセクシーにラップさせたら右に出る者はいないだろう。
「Break Ups 2 Make Ups」 [Feat. D’Angelo] / Method Man
メソッド・マン(通称:メス)は、ウータン・クランのリード・ラッパー。艶かしい声と肉体を持つディアンジェロとタッグを組んで出した、メスにしては珍しい曲調の作品。
「Black Nostaljack (A.K.A. Come On)」 / Camp Lo
キャンプ・ローは、ファッションもフロウも独特な2MC。ゴリゴリ、コテコテのハードコア・ラップよりも、こんな風に楽しそうな方がまったり聴くには丁度いい。
「Grown Man Sport」 / INI
1990年代から日本のヒップホップを通ってきた人には、聞き覚えがあるトラック。「西のベスト、東のベスト〜」と歌いたくなる1曲。この曲も入っている彼らのアルバム『Center Of Attention』がいつ正式に発売したのか、いまだによくわからない。
「Bittersweet Poetry」 [Feat. John Mayer] / Kanye West
ラストはカニエさんに締めてもらおう。この曲が出た時期は、こういうテイストの作品が立て続けに出てたような気がする。
トラックリスト
今回、紹介した曲のリストと、収録アルバムのAmazonリンク(アナログのみの場合はリンクなし)。
- Feather [Feat. Cise Starr & Akin] / Nujabes
- 「Invocation」 / Common
- 「I Like It (I Wanna Be Where You Are)」 / Grand Puba
- 「Song Cry」 / Jay-Z
- My World / O.C.
- In All The Wrong Places / Kero One
- I’m Kurious / Kurious
- Hey Lover [Feat. Boyz II Men] / LL Cool J
- Break Ups 2 Make Ups [Feat. D’Angelo] / Method Man
- 「Black Nostaljack (A.K.A. Come On)」 / Camp Lo
- 「Grown Man Sport」 / INI
- 「Bittersweet Poetry」 [Feat. John Mayer] / Kanye West