On The 1+2 : Maki & Taiki

Maki & Taiki(マキ・アンド・タイキ)「On The 1+2」の紹介。

ミニアルバム

On The 1+2

On The 1+2
アーティストMaki & Taiki
マキ・アンド・タイキ
発売年1996年
レーベルVortex
評価9
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コメント

プロデューサー・ユニット、Maki & Taiki(マキ・アンド・タイキ)のファーストEPです。1990年代中盤のジャパニーズ・ヒップホップを代表するMCたちが参加した、いま考えると豪華な作品です。特にMummy-D(マミーD)とZeebra(ジブラ)がタッグを組んだ「末期症状」が格段に秀逸です。まるでMethod Man(メソッド・マン)とRedman(レッドマン)のように息ピッタリです。この曲が収録されているだけで価値があるというものです。さらに、Microphone Pager(マイクロフォン・ペイジャー)のMuro(ムロ)とTwigy(ツイギー)による、それぞれのソロ作品が収録されています。ムロの「バスドラ発~スネア行」は、さんピンCampでも唄ってましたね。ちなみにGama(ガマ)は、Lamp Eye(ランプ・アイ)のMCです。そして、この作品のアナログ盤には「メモリーレーン 陰 (高架下Mix)」、「バスドラ発~スネア行 (Instrumental)」が収録されています。

トラックリスト

  1. 末期症状 / Mummy-D & Zeebra
  2. 午後5時 / Twigy
  3. メモリーレーン 陰 / Gama
  4. バスドラ発~スネア行 / Muro

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