Buddha Brand(ブッダ・ブランド)のアルバム「病める無限のブッダの世界」
多くのシングルやミニアルバムをリリース後、グループとしては初のフルアルバム。これまでの作品がほとんど収録されているのでベスト・アルバムという見方もある。
目次
- Disc 1
- Super Heavy Funk Intro [オーサカ・モノレール]
- 天運我に有り (撃つ用意)
- 病める∞のブッダの世界
- Don't Test Da Master [Feat. Nipps, Lunch Time Speax]
- Remote Viewer Is Viewing Brightest Future
- Ill 伝道者 (Version Spit Funk 無敵の3本MIC)
- Dead Funky President
- 大怪我3000 [Feat. Fusion Core]
- Perfect Reality (Winter In Land Of Rising Sun)
- 人間発電所 (Classic Mix)
- Flute Of Madness
- Hi-Jack (のっとり)
- Hustler's Life
- ブッダの休日
- Red Eye
- Words From True Master
- Disc 2
- Re-Enter Da 76 Zone
- Krush Groove 3
- Krush Groove 4 (Remix) [Feat. Suiken]
- What Cha Name (Buddha)
- Return Of The Buddha Bros.
- DL's Midnight Theme Pt.2
- Funky Methodist
- D.J. Bobo James Meets D.R.D.O.I. In Future Funkamentao In B.B Space 3000
- 発芽 (PM - AM)
- Ill夢 Makers 76
- Buddha Pornoallstars (さわり)
- Illson
- Uutochable Buddha Funk Jazz [Feat. Uutochable Destroiers Orchestra]
- 3 Fly Tongues Of Death [Feat. Nipps]
- Nostalgy 241169
Super Heavy Funk Intro [オーサカ・モノレール]
「アルバムの入り口に相応しい曲は何だろうって考えて、前からやりたかったジェイムス・ブラウンのライヴみたいなのをやってみたんですよ。あと、生音で70年代的な雰囲気が出せないからサンプリングしてる感じもあるので。それを大阪モノレールにやってもらったんですよ。彼らのライヴとか、目をつぶって聴いてると本当にJBズみたいですよね。ブッダのアルバムを通じて彼らのスキルを堪能してくださいって感じ。汗を感じるファンクを感じて欲しいです」
天運我に有り (撃つ用意)
「これを2曲目に持ってきたのは、華やかな感じを出しつつ”自分達はこういう事をやってきた”という意思表示をするため。あと、短冊CDでしか切ってないんで、知らない人もいるかなと。後から知ったんですけど、若松孝二という映画監督に『われに撃つ用意あり』って映画があるんですよ。実際若松さんと会う機会があって『この映画から取ったの?』って聞かれて、『いや知らなかったんです』って答えて。その後観てみたら、いい映画でした。トラック的には展開にこだわったんで、相当いろんな音が出たり入ったりします。そもそもインストのつもりで作ってた曲なんですよ。どう考えてもラップが乗りそうにないネタでも、使いたかったらそのまま行っちゃうんですよね。初期衝動を残しておきたいんです。『作ろう!』って思った瞬間の気持ちを大切にしたい。何らかの意味があってこのレコードを選んだんだろうなと思うから」
病める∞のブッダの世界
「凄く基本的なネタなんですけど、その何小節のフレーズを無理して展開させたのがこの曲。サンプリングの面白さって、無茶して生身じゃ出来ない事が出来ちゃうとこでしょ?小節の半分でループさせて、それがとんでもない音楽になったりするじゃないですか。それが面白いと思って作り始めたんで、だから変な切り方とか変な音が鳴ってるのをそのままループさせちゃったりするんですよね……コラージュと言えば、コラージュ。1曲を1から10までバラすとしたら2と7と9がカッコイイと思うと、そこだけを抽出して濃くしていくのが好きなんですよ。9→2→2→7って入れ替えてもいいし、違う曲の6と8を入れてもいい。だから、絶対無理なんだけど、理屈ではターンテーブルで再現できます。長い事カセットで曲をループさせて作ってたから、そういう発想になるんでしょうね。最初の10年間ぐらい、レコード・プレーヤー持ってなかったんですから」
Don't Test Da Master [Feat. Nipps, Lunch Time Speax]
「最初は全然違う曲を作ろうとしてたループが崩してくうちこうなって、D.O.I.君が『これ、どんどんバラしてたら聴いた事もない音になりますよ』って言うんで、じゃあとことん崩してみようって。途中から、ビートナッツの”Find That Shit”とかギャング・スターの”Royalty”を意識してましたね。俺の歌詞に英語が多いのは、意識的にやったのと無意識、半々。ちょっと前までは、”ブッダはNY帰りで英語を使うからズルい”みたいな事を言われて不愉快だったから、全部日本語で書いてやろうと思ったんですよ。でも、誰のために何かやるんじゃなくて、自分のためにやって、その後に人に喜んでもらえるものになればいいな、と思うようになった。余計な不純物を全部取っ払いたかった。そうしたら自然にこういう感じになったんです」
「ランチの2人もいいでしょ?声質の派手さはゴッチだけど、タッズもただ者じゃないですよね。リリシストですよ。ランチは、これから上がってくるのが楽しみですね。俺もう、ランチに入りたいぐらい好きだから(笑)。ブッダに無いものを持ってるんですよね。ブッダのまとまりの悪さに対して、完璧なトライアングル。ああいうのに憧れもするんですよ。もう5歳若かったら、スミフン・ウェッスンみたいなグループやりたかったぐらいだから(笑)」
Remote Viewer Is Viewing Brightest Future
「remote viewingっていうのは、日本語でいうと透視能力みたいなもの。このアルバムには日本の冬を象徴したような曲も入ってますけど、同時に、明るい未来もくるっていう音を入れておきたかったんですよ。明るいものは見えないけど、超能力とかポジティヴな力をもってる人には明るい未来が見えるはずだし、信じていれば見えるだろうって。自分の中で凄い意味のある曲なんですよ」
Ill 伝道者 (Version Spit Funk 無敵の3本Mic)
「オリジナルがあっさりした和風ドレッシングだとしたら、こっちは中華ドレッシングみたいな濃さで。オリジナルは、サビが難解かなって思ってたんですけど、でも”緑の5本指って何?””ドまぐれ気質って何?”とかいろいろ聞かれて面白かった(笑)。でも、こっちは疾走感のある超ファンクでいきたいと思って。サビも連呼で、”Live At The BBQ”みたいな。前から作ろうと思ったネタを掻き集めて作りました。イメージとしては、ショウビズ&A.G.の”Giant In The Mental”みたいな感じなんだけど、そう言うと、クリちゃん(CQ)に全然違うっていつも言われる(笑)」
「結局、ライヴで針が飛んじゃうとやりづらい曲しか作ってないんですよ。2枚がけしにくい曲。でも、曲自体に画が見えてこないと嫌なんですよね。1ループのカッコよさも分かるし、1ループを探し出すのが大変なのも分かるけど、でもそれって俺からすると手を抜いてる感じがしちゃう。1曲1曲一生懸命作ってる証を残したいから、いつも作り込んじゃうんですよ。でも、出来上がりがドープなら、そういう人がいてもいいでしょ?って」
Dead Funky President
「最初からシングルで切るるもりで作った曲。3,000枚ぐらいの超限定で出しますよ。ソーホーの”Hot Music"って、ハウスとヒップホップがクロス・オーヴァーしてるような曲があるんですけど、それのジャズ版みたいな。仕上がりはちょっと違いますけどね。声ネタには”金が無くても自発的に動けば、その環境は変えられる”というメッセージを込めてます」
大怪我3000 [Feat. Fusion Core]
「オリジナルのプレスが少なかったせいか、『なんでもう一回切らないの』ってよく聞かれるんです。けど俺、再発ってあんまり好きじゃないんですよ。同じものをただ再発するのはつまらないと思ってて、はじめから”発電所”とカップリングで切るつもりがあったから、ネタも組みなおしてラップもやり直した。あと、カッコイイけど長いとも言われてたから(笑)、それで短くしたんですよ。フュージョン・コアもいいですよね。ランチにしてもスイケンにしてもG.K.にしても、温室育ちじゃないと言うか。日本人離れした感覚を持ってて、そこに共鳴する事があります」
Perfect Reality (Winter In Land Of Rising Sun)
「この曲、凄い好きなんですよ。1年半ぐらい前に作ったんですけど、当時は凄く世の中が空回りしてるって思ってたんですよね。不景気で、夕方街に行くと、歩く人みんな灰色の顔をしてて。日本はライジング・サンて呼ばれるけど、ちっともそうじゃない。ウィンターだなって。そんな感情を残しておきたいと思ったんですよ。でも、ネガティブなイメージじゃなくて、そこから上がっていく時の曲。トラックを作る時は、そういう気分とか気持ちにインスパイアされて、そこから音を探していく事が、多いですね」
人間発電所 (Classic Mix)
「オリジナルは(イリシット・)ツボイ君がエンジニアだったんですけど、彼も凄く病んでて、普通の人がやれないエンジニアリングをしているんですよ。本当はそれをD.O.I.訓にアレンジしてもらうつもりだったんだけど、とてつもない所に音が入ってたりして、ちょっと再現できないんですよ。全然違う音にするのも違うかな、と思ったんで、結局そのままトム・コインにリ・マスタリングしてもらうだけになったんです」
「サビは、<このゲームに参加するには本物の魂がないとダメだ、寺の坊主が木魚を真剣に叩いてるよう、ドラマーがスネアを叩いてるように。そこに乗ってる俺たちのラップも、坊主が読むお経みたいに真剣で、そういうスタイルのライム・フロウだ。これができる境地に達したら、その教えに火を灯してハイになって、夜空に上げるような気持ちになろうぜ、そこまでなれるんだったらお前も天までトべる、だから発電して発言していこうぜ>……っていうメチャクチャな意味なんですよ(笑)。殆どの人が理解してないと思います」
Flute Of Madness
「この曲のために300~400枚はレコードを聴いたかも知れない。どうしても表現したいイメージがあって、それを探すのに凄い時間がかかったんですよ。結局ドイツのジャズのレコードを使ってるんですけど……ひとつ盲点だったのは、片チャンネルしかフルートが出てなくて、そういう曲になっちゃった事。――実は俺、超狂ってて、コロムビアのレコードプレーヤーって分かります? ポータブルのヤツ。あれでずっとネタ聴いて作ってるんですよ。電池で動くからトイレでも聴けるし、針もポンポン動かせるから、超好きなんですよね。あれで10時間くらい聴いてるときもありますよ。でもスピーカーがモノラルだから、どっちに何の音が入ってるか分からなくて、D.O.I.君の所に持っていって初めて”こんなだったんだ”って気付く時がある。そこがイルなんでしょうね」
Hi-Jack (のっとり)
「攻撃的な、耳をジャッキングするような曲を作ろうと思って。イメージはビートナッツの”Reign Of The Tec”。CQのラインとかカッコよくないですか? ”教祖とデート”とか言ってんですよ(笑)。CQは”Ill Son”でも”ラーメンの熱いツユぶっちゃけたろうか”とか言ってますよね。刺すとかブッとばすじゃなくて、でも実際そういう事されたら嫌だなっていう。オリジナルですよ。俺の歌詞は、読めば分かるけど、いろんなものに対して俺なりの回答を出してます。細かい説明はしないけど、俺に降りかかってる火の粉は全部この曲でねじ伏せるって感じです」
Hustler's Life
「次の曲へ繋がる曲。毎日クタクタなんで、どっか南の島でも行って夕日を見ながらボンヤリしてるイメージです。レゲエのドラム使ってるんですけど、こういうドラムは今まであまり使ってなかったですね」
ブッダの休日
「これは変えようがないんで、このまま入れました。長いんですけどね。当時は気が張ってた時期だから、そのアンチテーゼとしての休日モード。自分のヴァースでは、休日に見知らぬ土地に行って未知との遭遇して、最終的には浄化されていい気持ちになって戻ってくる、という流れを作ってます。時間の経過があるリリックにしたかったんですよ」
「2曲ぐらい作れる音数が入ってると思います。ネタが贅沢だってよく言われるんですけど、勿体ないとは思わないんですよね。レコードからインスパイアされる限り、惜しげもなく使いたい。みんながそういう事をしてないから、なおさらそういう方向に行きたいですね。昔のヒップホップにあった、贅沢なネタ使いを日本にも残しておきたいんですよ」
Red Eye
「CQのテーマ。俺の中でクリちゃんは、こういう渋い独特の流れを持ってる人だから。それに終わり方とか声ネタのタイミングとか、聴いてる人間が不安になるような事をわざとしてます。クリちゃんはそういうリリックを書くんで。こわくてオモシロイ、みたいな」
Words From True Master
「俺の大好きな某グループのライブ音源から声を抜いてます。”世の中にはゴミみたいなレコードがいっぱい出てるけど、そんなものは買うな”とか言ってる。そういう事です。ダメなものをサポートした結果、全体がダメになるのは困るって。そういう事です」
Re-Enter Da 76 Zone
「Part 1(前半)は俺がスクラッチやってます。今のバトルDJってバトル用のレコードを使ってるけど、昔は1枚1枚レコードをかけてたし、それを変える早さとかもテクニックの1つだったじゃないですか。そうやって、流れを作っていく発想が、DJの素晴らしさだと思ってたんですよ。荒削りでも発想が面白い人が勝ち、みたいな。全然テクニックのない俺でもこんなにメチャクチャなの作っちゃうよ、というのを見せたかったんですよね」
Krush Groove 3
「心の中では、”Krush Groove”の1が”Ill Son”で、2が”魔物道”なんです。で、3がライヴ用に作ったこの曲で思ったよりいいドラムが出来ちゃったんで、これをちょっとアレンジしたのが次の曲なんです。アナログではサビの歌詞が消えなくて、一回DJヤスが知らないでラジオでかけちゃったんですよ(笑)。痛快なんだけど、関係者にはすいませんって感じですね」
Krush Groove 4 (Remix) [Feat. Suiken]
「多分、今まで世の中の曲名自体が”Remix”っていうのはなかったでしょ(笑)。荒々しいラップしたいと思って、”ウァー!”って感じにしたい、じゃあ語尾は全部”~er”にしちゃおう、って単純な発想です。これ、初めてリリックを読んだら驚くと思う。聴き取れないけど何か言ってるのかな、と思ったら、”何とかレーダー”とか言ってるし(笑)。”デカマメスナッチャーって何ですか?”みたいな(笑)。狂ってますね。一応、ジェルーの”You Can't Stop The Prophet”を意識して作ったんですけど、これも結局全然違う感じになっちゃいました。ラッパーの名前のクレジットが違うのは……何でだろう? 分からないです」
What Cha Nname (Buddha)
「自分の中では、アルバムでも一番哀愁漂う曲を作るつもりでした。次に続く曲のイントロでもあります」
Return Of The Buddha Bros.
「本当は一番最初にシングルとして切りたかった曲なんですよね。色んな理由があって最初に切れなかったけど、一昨年には出来ていた曲です。ネタは、知ってる人なら絶対知ってる曲で、なんでまだ誰もまだ出してないんだろう?ってぐらいカッコイイ。この曲とか”Hi-Jack”とか、一番気持ちいいネタが最後に出てくるのは、そこまでちゃんと聴いてほしいと思ってわざとそうしてるんですよ」
DL's Midnight Theme Pt.2
「”Part.1”(『黒船』に収録)との関連性はあまりないです。けど、これも夜中にフワーッとしながら聴きたい曲。そういうのが一番好きなんですよね。全然ヒップホップっぽくない曲。”Flute Of Madness”とかもそうだけど、ちっともヒップホップじゃない。俺はただいい音楽がつくりたいんですよ」
Funky Methodist
「”Substitution” ”Impeach” ”Rock In The Pocket”、最初からこのパターンでドラムはいこうと思ってました。いろんな所からいいモノを集めて、ブッダのフィルターをかけるとこんな凄いものになるぜ、っていうのを見せたかった時期なんです。サビはニップスが適当に考えました。この頃、サビを全然重要視してなくて、”Ill Son”とか無茶苦茶でしょ?1ヴァース目とか、多分サビまで40小説ぐらいあると思うんですけど、その辺はデビュー前のジェルーとかフィネスの影響ですね。あいつら、80小説ぐらいずっとヴァース歌っててサビに全然入らないんですよ。ハンパなくカッコよかったですね」
D.J. Bobo James Meets D.R.D.O.I. In Future Funkamentao In B.B Space 3000
「パーラメントとかファンカデリックとかアイザック・ヘイズとか、超長い曲名とかあるでしょ? そういうのやりたいと思って、名前から最初に決まってたんですよ。ボボ・ジェイムスっていうDJがドクターD.O.I.っていう凄い先生と会ってしまい、宇宙で超人ハルクみたいな状態になって別の宇宙に飛んでいっちゃう、みたいな感じで。ほとんどライヴで、色んなレコードをとっかえひっかえミキサーから出したり、実験的に作りました。クラブでかかるとみんな気持ち悪くなっちゃうような曲。そのかわりドラムはアルバムで一番出るようにした。サウンドはこのアルバムでも一番狂ってますね」
発芽 (PM - AM)
「PMからAMに変わる時間に聞いてほしい。俺らみたいな仕事してると、体内時計が狂っちゃってて夜中の方が目が冴える。パーッと覚醒していく感じ。そういう夜行性のテーマ・ソングとして作ったんですよ」
Ill夢 Makers 76
「どれだけチョップできるかチャレンジした曲。ドラムも何も足してないんですよ。4小節ループを最初はそのままループして、だんだん組み替えていくっていう。このネタは、アルバムの中で音素材としては一番好きですね。D.O.I.君としても、一番チャレンジングな曲だったんじゃないかな」
Buddha Pornoallstars (さわり)
「ビートナッツが先に使ってたんだけど、下ネタばかり歌ってる人が『セサミ・ストリート』のSEX版みたいなレコードを出してて、そこから抜いて、『Buddha Porno All Star』って言わせてるんですよ」
Illson
「Nasの1枚目が出た時、凄い触発されて、もし俺がNasに1曲提供するならどんな曲かな?って想定して作った曲です」
Uutochable Buddha Funk Jazz [Feat. Uutochable Destroiers Orchestra]
「これは”Dead Funky President”と一緒にシングルで切ります。こういうジャズっぽい曲は今後も絶対アルバムに入れていきますよ。デヴ・ラージは『謎のミュージシャンを集めて秘密にレコーディングしていたらしい』と書いといて下さい」
3 Fly Tongues Of Death [Feat. Nipps]
「これも超狂ってますよね。”Def”って元”Death”が変形した言葉なんですけど、そこをまた戻してタイトルに付けて、そのくらい口達者/ベロ達者な3人組、って事です。声自体のパワー、声を楽器として聴かせたかった。本当は尺が6~7分とか、あり得ないぐらい長かったんですけど、切ってこの長さにしました。俺の後半以外は、全部歌詞書いてますよ。ちなみに頭と最後に入ってる声がD.O.I.君です。初登場ですね」
Nostalgy 241169
「全体を締めくくる夕焼けのイメージ。数字は俺の誕生日なんですけど、60年代から70年代って空気が明確に変わる部分があると思って、その間のゆったりした雰囲気を音で表現したいと思ったんですよね。だんだん混沌としていく予兆もあり、でもまだスムーズな時代でもあった、という事で」
※以上、blastより引用
参考作品
病める無限のブッダの世界 - Best Of The Best(金字塔) (2000) / Buddha Brand(ブッダ・ブランド)
練りこまれた黒い邦曲を愉しもう。
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作品解説
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全曲解説:「病める無限のブッダの世界」Buddha Brand(ブッダ・ブランド)
Buddha Brand(ブッダ・ブランド)が2000年にリリースした2枚組フルアルバム「病める無限のブッダの世界」。これをパフォーマー兼プロデューサーのDev Large(デヴ・ラージ)が全曲解説。
ひとつひとつの楽曲に思い入れがあるのがわかる。 -
全曲解説:「The Album」D.L(ディー・エル)
Dev Large(デヴ・ラージ)ことD.L(ディー・エル)本人によるソロアルバム「The Album」の全曲解説。
ほとんどの曲は何年も前から存在し、機が熟すのを待っていたという。日本トップクラスのサンプリング・センスをもったD.L(ディー・エル)珠玉のアルバムに隠れたエピソードに迫る。 -
全曲解説:「オーディオビジュアル」小林大吾
小林大吾(コバヤシ・ダイゴ)のサード・アルバム「オーディオビジュアル」のヒップホップ・フレーバーによる全曲解説。
自らを吟遊詩人と名乗るだけあって、表現力が素晴らしい。圧倒的な語彙力、そして緻密な設定に裏付けられた楽曲のひとつひとつが推敲を重ねに重ねた作品となっている。
アーティスト解説
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吟遊詩人 小林大吾(コバヤシ・ダイゴ)特集
ジャパニーズ・ヒップホップが独自進化したひとつのかたち。ポエトリーRAPとも少し違う。圧倒的な語彙で繰り広げられる小林大吾ワールドは、他では味わうことができない。
まとめ記事
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1990年代前後に形成されたヒップホップ・クルーまとめ
ヒップホップ発祥の地をめぐっての抗争。 -
1990年前後に運営していたヒップホップ・レーベルまとめ
インターネット上で勃発した日本で初めてのビーフ。