1990年代を象徴するウータン関連の作品13枚

1990年代を象徴するウータン関連の作品13枚をまとめて紹介しています。

1990年代を象徴するウータン関連の作品13枚

ウータン・クランは、アルバム「Enter The Wu-Tang」(※邦題「燃えよウータン」)で、1993年の末にデビューした、ハードコア・ヒップホップ集団。

そのタイトルからもわかるように、某カンフー映画をモチーフにした実に怪しい世界観がこの作品には収められている。

リーダーのRZA(レザ)が手がけるソウルフルで怪しい特異な空気を封入したサウンドは、これまでになくオリジナル。新しい時代の幕開け象徴する歴史的な1枚となった。

旋風を巻き起こしたウータンの1990年代リリースの関連作品13枚

Enter The Wu-Tang (36 Chambers) (1993)
Enter The Wu-Tang (36 Chambers) (1993)
Wu-Tang Clan(ウータン・クラン)
評価
1993年ごろに突如発生した謎のMC集団。ヒップホップの概念を大きく変えた。

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Tical (1994)
Tical (1994)
Method Man(メッソッド・マン)
評価
ウータンのリードMCとして存在感を出していたメスによるドープな作品。

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Return To The 36 Chambers: The Dirty Version (1995)
Return To The 36 Chambers: The Dirty Version (1995)
Ol' Dirty Bastard(オル・ダーティ・バスタード)
評価
「しらふ」とは思えない狂気のMC。コアすぎる作品に仕上がっている。

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Only Built 4 Cuban Linx... (1995)
Only Built 4 Cuban Linx... (1995)
Reakwon(レイクォン)
評価
ウータンの正統派メンバーレイクォンのソロ作品。多くの曲でゴーストフェイスが参加。

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Liquid Swords (1995)
Liquid Swords (1995)
GZA(ジェザ)
評価
レベルの高いメンバーの中でも、群を抜いてラップがうまいリリシストのソロ作品。

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Ironman (1996)
Ironman (1996)
Ghostface Killah(ゴーストフェイス・キラー)
評価
独自のスラングが多く、歌詞の意味はよくわからない。でも勢いはある。

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Wu-Tang Forever (1997)
Wu-Tang Forever (1997)
Wu-Tang Clan(ウータン・クラン)
評価
2枚組み仕様でリリースされたセカンド・アルバム。

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Tical 2000: Judgement Day (1998)
Tical 2000: Judgement Day (1998)
Method Man(メソッド・マン)
評価
レザが手がけた曲が少ないので、ウータン・サウンドからは離れた感がある。

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Bobby Digital In Stereo (1998)
Bobby Digital In Stereo (1998)
RZA(レザ)
評価
ボスもやっぱりソロ作品を出したかったんだね。

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Beneath The Surface (1999)
Beneath The Surface (1999)
GZA(ジェザ)
評価
天才リリシストのソロ3作目。レザのプロデュースは控えめ。

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Uncontrolled Substance (1999)
Uncontrolled Substance (1999)
Inspectah Deck(インスペクター・デック)
評価
ウータンのマイクリレーでは1番手が多い、正統実力派MC。安定感がある。

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Nigga Please (1999)
Nigga Please (1999)
Ol' Dirty Bastard(オル・ダーティ・バスタード)
評価
奇才のMCによる2作目。レザは3曲しかプロデュースしていないようです。

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Immobilarity (1999)
Immobilarity (1999)
Raekwon(レイクォン)
評価
レザによる楽曲は収録なし。かつてのウータンらしさは失われている。

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トップ・プロデューサーの作品(1990年代)

DJ Premier
DJ Premier(DJプレミア)プロデュース作品一覧
Gang Starr(ギャング・スター)のDJ。サンプリング・ネタを切り刻んで再構築する独自の手法を得意としている。1990年代のヒップホップを聴いていれば必ず通ることになるプロデューサーだ。
Buckwild
Buckwild(バックワイルド)プロデュース作品一覧
D.I.T.C. (Diggin' In The Crates)のトラック・メイカー。1990年代初頭のNYヒップホップ・サウンドをアンダーグラウンドから支えた第一人者。外仕事も多い。
RZA
RZA(レザ)プロデュース作品一覧
Wu-Tang Clan(ウータン・クラン)の総帥。初期ウータン関連の作品はほぼすべて彼によるもの。B級ホラー映画にインスパイアされた独自の怪しいサウンドは、ヒップホップの新たな概念を創出した。
Da Beatminerz
Da Beatminerz(ビートマイナーズ)プロデュース作品一覧
Black Moon(ブラック・ムーン)をはじめとするB.C.C.関連の作品を中心に手掛けるプロデューサー・チーム。ブルックリンのハードコア・ヒップホップを定着させた。
Dr. Dre
Dr. Dre(ドクター・ドレ)プロデュース作品一覧
1992年ごろからG-Funk(ジー・ファンク)が全米で流行。その仕掛け人がこの人。1990年代後期にはEminem(エミネム)を発掘。白人MCが大成しづらい業界でブレイクさせた。
Large Professor
Large Professor(ラージ・プロフェッサー)プロデュース作品一覧
Main Source(メイン・ソース)のMC、プロデューサー。サンプリング手法を使用した、色彩鮮やか且つ骨太のビートが特徴。
RZA
Erick Sermon(エリック・サーモン)プロデュース作品一覧
元EPMDのメンバー。Zapp(ザップ)やJames Brown(ジェームス・ブラウン)などのファンクネタを加工するのが得意なプロデューサー。
RZA
Pete Rock(ピート・ロック)プロデュース作品一覧
ピート・ロック&CLスムーズのMC、プロデューサー。外部への楽曲提供はリミックス作品ばかりでアルバム未収録のものが多いため、収録されている中古シングルが高騰した。

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