MC
Dabo
ダボ
経歴
1990年代前半のジャパニーズ HIP HOP シーンを牽引してきたアーティストを、仮に”第1世代”とします。具体的には、Microphone Pager(マイクロフォン・ペイジャー)や、雷、Rhymester(ライムスター)といったところでしょうか。
その”第1世代”の歴史を踏まえ、さらに進化させたのが、”第2世代”にあたるDabo(ダボ)というわけです。基本的なMCとしてのスペックを搭載している上、その語彙の多さにも定評があります。
1996年のイベント「さんピンCAMP」にも、Muro(ムロ)の取り巻きのひとりとしてステージに立っていました。しかし、ここから1999年にリリースしたアナログ・シングル「Mr. Fudatzkee」まで、個人名義での音源デビューはありませんでした。
その後は、MC集団、Nitro Microphone Underground(ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド)のメンバーとなり、頭角を現してきました。同時にソロ活動も開始。Chemistry(ケミストリー)の川畑要や、Boa(ボア)などに客演するなど、知名度を上げていきました。
2003年には、自らが運営するレーベル「Baby Mario Puroduction」を設立。社長となります。
2006年には、Busta Rhymes(バスタ・ライムズ)のシングル曲「New York Shit」をカヴァーする企画を考案します。題して「Tokyo Shit」。東京で活動しているMCが、プロ・アマを問わず参加し、シーンの活性化に貢献しました。
作品
作品一覧
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![]() | Diamond オリジナルアルバム 2003年 ![]() この作品をAmazonで見る |
![]() | The Force オリジナルアルバム 2006年 ![]() この作品をAmazonで見る |
![]() | Dabo Presents B.M.W. -Baby Mario World- Vol.1 オリジナルアルバム 2007年 ![]() この作品をAmazonで見る |
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![]() | Mr. Fudatzkee シングル 1999年 ![]() この作品をAmazonで見る |
![]() | Supadondada シングル 2000年 ![]() この作品をAmazonで見る |
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所属
アーティスト | 種別 |
---|---|
Nitro Microphone Underground | Group |
Mabo | Group |
Channel 5 | Group |
Team 44 Blox | Group |
K.O.D.P. | Group |
Black Coffeez | Group |
日本のヒップホップ
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