El Dorado Records(エルドラド・レコード)

El Dorado Records(エルドラド・レコード)の来歴、ディスコグラフィー。

Label

El Dorado Records
エルドラド・レコード

経歴

El Dorado Records(エルドラド・レコード)は、Buddha Brand(ブッダ・ブランド)のリーダーであるDev Large(デヴ・ラージ)が、地道にレーベル・メイトを募り、1997年に立ち上げたレーベルです。

Nitro Microphone Underground(ニトロ・マイクロフォン・アンダーグラウンド)でブレイクを果たす以前のSuiken(スイケン)や、水戸を拠点として活動していたLunch Time Speax(ランチ・タイム・スピークス)など、「当時まだ知名度は低かったが、実力のあるアーティスト」を起用していたのが特徴です。

おそらく、「知名度は低いが、実力のあるアーティスト」を、より多くの耳に届けることが、Dev Large(デヴ・ラージ)の目的だったと考えらます。

このレーベルに集ったアーティストたちは、Dev Large(デヴ・ラージ)が手がけた”黒い”トラックにラップをのせ、名曲を量産することになります。

まずは、「El Dorado Sampler(非売品)」というカセット・テープを、関係者などに配布することで、「まだまだ大作が奥にしまってある」ことをアピールしました。

このテープの内容は、後にリリースされたシングルのプロトタイプにあたるもので、トラックがまったく異なります。つまり、このテープでしか聴くことができない曲、およびフリースタイルが収録されているのです。

実際に「第1弾シングル」としてリリースされたのが、Suiken(スイケン)の「The Sense」です。

そして、ここから「Dev Large(デヴ・ラージ)王国」の歴史がはじまります。

作品

いまのところEl Dorado Records(エルドラド・レコード)の作品は存在しないか掲載していません。

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